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新聞記事/統計書

凄いページを見つけたのでご紹介したい。

JunshiのHP
http://osm.a.la9.jp/index.htm


ページ内の「明治大正 琉球新報」と「沖縄県統計書」が凄いです。記事本文や統計書の数字はないですがどのような項目があるかというのが一覧できます。
図書館に行く事のできる人にはこの便利さはわかるんではないでしょうか。

「字誌 一覧」は那覇のところを見てみましたが2005年現在で作成されているようで現在では抜けがあるのが残念。
自分も旧那覇と旧真和志の字誌の一覧は作ってもいいかなと少し考えました。

OCRでの作成にしろスクリプトでの処理にしろ校正は必要なはずです。
大変な作業をされた作者様に敬意を表したいです。
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国土交通省の写真について

国土交通省の航空写真について利用約款のページがありました。
というか二次利用なんて無理だろうなと思っていたのでちゃんと見てもいなかったのですが...

国土情報ウェブマッピングシステム
http://w3land.mlit.go.jp/WebGIS/yakkan.html


条文はこうなっています。

第2条 利用上の注意
(3) 国土情報およびそれを利用者が編集・加工して作成した成果物を他に転載、引用等する場合は、利用者は「国土数値情報(○○データ) 国土交通省」「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」「国土画像情報(オルソ化空中写真) 国土交通省」のように出典を明記してください。また、国土数値情報の整備年、国土画像情報の撮影年・撮影場所、ファイル名、編集・加工した場合には編集・加工責任者等の情報についても、できる限り併記してください。
第4条 免責
国土情報の利用目的及び利用方法については、利用者の判断と責任に委ねられており、国土交通省は一切関与いたしません。
第5条 その他
(2) 本利用約款で示す国土情報の利用に関しては、日本法及び本利用約款に準拠するものとします。


出典の表示があれば国土情報の利用方法には関与しないようです。日本法の引用がどうなってるのか、使い方が正しいのかどうかがよくわからないところなのですが。
WikiMediaに対する回答ではこうなってるようです。

http://commons.wikimedia.org/wiki/Template_talk:AerialPhotograph-mlitJP
基本的には、
・提供にあたって、利用制限は定めない
・利用のための申請や登録は求めない
・著作権そのものは放棄しない(国土交通省が保有する)
・利用者の責任において、データを利用していただく
ということになります。
2次配布(再配布)に関しても、我々は特段の制約は設けません。
利用に当たって唯一の制限は、出展の明記です。


この回答でも利用約款と基本的には変わらないと解釈します。その上で日本法でどうなっているのかというのを自分では判断できませんので保留にしたまま上記の回答を根拠にデータを利用させてもらいたいと思います。
「提供にあたって、利用制限は定めない」が「著作権そのものは放棄しない(国土交通省が保有する)」ことを理解し、「利用に当たって唯一の制限は、出展の明記」で条件はクリアされると考え、その条件に沿った利用をする事にします。

片倉製糸

真和志民俗地図には牧志ウガンの川向こうが「片倉製糸敷地」、那覇民俗地図では現在の壷屋小学校が「製糸工場 新あやべ」となっています。安里川が境界です。
牧志の牛乳屋

これよくわからなかったんですが、沖縄での片倉製糸について触れている文章を見つけました。

片倉製糸の蚕種生産体制の構築 〜一代交配蚕種普及団を中心に〜
髙梨 健司


読むにはまず専修大学のサイト。
http://www.senshu-u.ac.jp/~off1009/nenppo.html
から「社会科学年報 第44号 2010」まで移動すればpdfで読めます。那覇出張所に関する部分は5、6ページ。

改行がされてないのでブラウザによっては読みにくいと思いますが自分用に文字起こしもしてみました。内容については別項でまとめます。
ダウンロード(txt)

Images of Okinawa after World War II

ハワイ大学のサイトに面白いページがありました。

Images of Okinawa after World War II
http://digicoll.manoa.hawaii.edu/okinawa/index.php


Home > Browse > city で Naha を選択すると復帰前の那覇の写真があります。
公文書館にも同じようなものがあったように思うのですがとりあえずメモ代わりということで。

医師 仲地紀仁

「医師 仲地紀仁/仲泊良夫」というハードカバーの100ページもない本があります。半分程は英語、1968年発行、2.5ドルです。
沖縄の種痘にまつわる本なのですが、那覇士族松氏をめぐる本のようでもあります。それほどこの一族は医療関係者を多数輩出しています。
また那覇市長も出ています。

付録として「プラット婦人の思い出/仲地紀晃」と題されたベッテルハイムの孫娘が1937年に沖縄に訪れた際の交流記があり、自分のような戦前の那覇に興味のある人間には馴染みの深い名前が頻出する記録になっています。この文章は1950年にかかれたものらしく、その当時でさえもう歴史になってしまっていますが面白い読み物です。

戦前の那覇には西本町に元順医院というのがありますが、後年那覇市長となる金城紀光が開設したものです。この金城紀光さんも松氏で元祖の金城紀嘉(1716-1782)が元順という名前だったようですからここから病院の名前をとったのでしょう。

金城紀光
1875-1967明治-昭和時代の医師,政治家。
明治40年県立沖縄病院長となり、大正9年私立元順病院を設立。那覇市会議員、県会議員をへて、昭和7年衆議院議員(政友会)。10年那覇市長。戦後は金武保養院長などをつとめた。昭和42年8月10日死去。東京帝大卒。

http://kotobank.jp/word/%E9%87%91%E5%9F%8E%E7%B4%80%E5%85%89

最新那覇市地図

戦後の区
戦後しばらく那覇市に置かれていた「区」です。この区の範囲を特定するのに「最新那覇市地図」というのを参考にしました。

手元には2種類あり、一つは県立図書館所蔵の地図のコピー、一つは那覇市の那覇市史ニュース(だったかな?)に載せられていたものからコピーしたものです。
県のものは「伊藤勝一」さんの提供によるもの、那覇市のものは昭和26年6月の那覇地図で壷屋の「浜松昭」さんの寄贈によるものです。
見た目はほぼ同じ手書きを印刷した地図ですが少し違いがあります。

なにが違うかといえば県のものには「珊瑚座」「オリオン座」が存在し、その前に道が通っていること(ほかにも違いはあります)。
検索してみると52年頃に建設されたようです。

キネ探 沖縄映画興行伝説 P3(1952〜1953) ※オリオン座
キネ探 沖縄映画興行伝説 P3(1952〜1953) ※珊瑚座
珊瑚座:桜坂劇場に繋がる想いと歴史:桜坂劇場 劇場課日記
桜坂 (那覇市) - Wikipedia
桜坂オリオン17日に閉館 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

那覇市の地図は(掲載された本に)昭和26年のものと書かれていますので51年頃、県のものは映画館建設後のものなので52年以降の変化を改訂して発行されたものなんでしょう。

那覇市復興地図

「那覇市史資料篇 第3巻1」に付属して「那覇市復興地図」というのがあり、その内容は、「1945.12」「1946.2」「1947.5」の地図です。
地図の但し書きには以下のような文言があります。

(1)本地図は、那覇市史資料編第3巻1「戦後の都市建設」の付録である。
(2)内容は、戦後初期の都市形成過程の参考として、1945年12月、1946年2月、1947年5月当時の現況図3枚から成る。
(3)この時期の地図は、過去に正確なものが作成されていなかったため、当時の米軍の航空撮影による写真をもとに、昭和59年に当時の那覇市史編纂室が地図作製専門の㈱沖縄きもとに委託して、縮尺一万分の一の地図に作成した。


なるほど。地図が付属している那覇市史の該当巻はこれです。

資料篇 第3巻1 戦後の都市建設
那覇市保管の行政文書(1945年頃〜1960年頃まで)の中から、市域の拡大、土地問題、都市計画、区画整理、都市の建設の各主題別に収録。

http://www.rekishi-archive.city.naha.okinawa.jp/kankoubutu.html


現在まだ在庫あり、5000円。
戦後すぐの正確な地図なんて他に存在しませんから本と地図三葉でこの値段は大バーゲンじゃないでしょうか。

近代沖縄の寄留商人

「近代沖縄の寄留商人/西里 喜行」(ひるぎ社)という本があるのですがうかつにもこの本の存在を知りませんでした。
概略と通史、そして出身地別にカタログのように書かれた読みやすい本です。

地元出版社のひるぎ社の「おきなわ文庫」というシリーズの内の一冊です。おきなわ文庫をまとめられている方がいましたが現在発行が停まっているようです。本屋ではまだ並んでいるのですが...
「おきなわ文庫」(ひるぎ社)ラインナップ - 気まぐれ おやぢの雑記帳
http://blog.goo.ne.jp/hyakunenme/e/cc593cee5ce240360293e1e390488fa3

研究書でお見かけする先生方のお名前がありますね。

西里さんの略歴は下記アドレスにあります。
http://www.napcoti.com/napcoti/nishizato.htm
竹富島を生活の舞台としていた頃、私の伯父・護得久朝輝(ごえくちょうき)は祭や祝いごとがあれば、必ず招かれて宴席で三味線を弾いていたから、私も竹富島の歌や踊りを見聞する機会は少なくなかったものの、日常的に享受している伝統文化がなにほどの価値を持つのか、当時の私には分からなかった。


護得久朝○という姓と名(名乗り)の人は尚家関係者のはずですから西里さんもそうなのでしょうか。

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