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花月の旅館開業広告(大正12)

旅館開業
兼て料理屋経営中は皆様方の多大
なるご同情と御援助に預りまして
甚だ有難くお礼申上ます○而今回
は皆様方のお勧めに依りまして従
来の料理屋を廃し一般御便利を計
りご旅館を開設致しましたから今
後共尚ほ一層のご同情とお引立を
懇願奉ます
ナハ西新町3ノ2
御旅館 花月
電話117番
琉球新報 1923(大正12)年3月28日(抜粋と編集)


西新町3ノ2とあります。

参考:グダグダ(β) 西新町(昭和4)
関連:グダグダ(β) 花月
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沖縄民衆新聞の広告

電気会社に噛み付いていた小田栄(黒十字軍)の新聞のようです。
「沖縄の電気昔話」に触れている箇所がありますので検索してみて下さい。

沖縄六十万民衆の唯一の新聞
沖縄民衆新聞 月三回発行
六月一日創刊(一部五銭)
黒十字軍は根が貧乏だ だから貧乏な僕達の新聞が欲しかつた
沖縄民衆新聞が発行された、事を沖縄民衆諸君 喜んで貰い度い。
沖縄民衆新聞は民衆諸君の新聞だ。暴利暴悪会社沖電社を負かす新聞だ。
都市の人達も 七ヶ月○購買巻前金一円(郵税不要だから生れたばつかりの民衆新聞○育ててくれ沖縄民衆新聞か大きくなれば、それだけ黒十字軍は農民諸君のため○にも思うまま働かれ○のだ!沖縄民衆新聞が力を持てば貧しい沖縄の民衆が力強く戦へるのだ!!
発行所 那覇市東町4ノ27
沖縄民衆新聞社
沖縄タイムス 1928(昭和3)年6月18日(抜粋と編集)

向春商店(嘉味田朝春)

大正9年の琉球新報から向春商店の開店広告です。

開店広告
拝啓時下秋冷之候各位益々御隆祥之段奉
大賀候陳者私儀多年熊本商店在店中ハ格
別之御引立ヲ蒙リ有難御礼申上候然ルニ
今般都合ニ依リ同店ヲ辞シ左記ノ所ニ米
雑穀卸売業ヲ開店仕候ニ就テハ迅速正確
丁寧ヲ旨トシ専心従業可仕候ニ付何卒御
同情ヲ以テ一層御愛顧御引立ヲ蒙リ度此
段伏シテ奉希上候
11月3日 嘉味田朝春 旧名朝苞
営業品目 米雑穀 素麺黍粉 油類卸商
なは区東町5丁目1番地
向春商店
電話339番
発電略号コウ(又ハ)コ

琉球新報 1920(大正9)年12月31日 (抜粋と編集)


「嘉味田」と「向春」は山里永吉関連で「印刷人は通堂町2ノ1の嘉味田朝茂、印刷所は同住所の向春商会印刷部」と出てきました。
東町5丁目は通堂に近い海のそばです。

参考:グダグダ(β) 東町(昭和4)

沖縄鉄工所/沖縄機械工業相談所

大正9年の新聞広告です。

最新発明甘蔗圧控器
発明名称 万年車(特許出願中)
発明特典 本車ハ油溜ニ於テ回転シ軸ハ固定シローラーノミ巡リ56ヶ月ニ1回1合位注油スレバ走ル故ニ巡リ安ク且ツ使用軽便ニシテ永年使用ニ堪ユ
右新造○旧車ト取替エ○旧車ヨリ修製○可致候百聞ハ一見ニ不如可成見聞ノ上御注文相成リ度御願申候
沖縄鉄工所設計製図士
久茂地町2ノ60
発明販売者 瑞慶覧長栄
西新町2ノ6
製造所 株式会社沖縄鉄工所
※●は不明文字、○はママ
琉球新報 1920(大正9)10月8日 (抜粋と編集)


もう一つ西新町つながりで同日の紙面から。
圧搾機にはサトウグルマのルビがついています。

沖縄機械工業相談所
ナハ区西新町3丁目12番地
大正劇場前 照屋淳規方
営業品目
陸舶用諸機械 ガソリンモーター
発動機ポーリング 新旧式砂糖車
並 器 具 水車利ヨウ諸機械
(オータータービン) 製材械
澱粉機 諸機械考案 添付 運転
設計 製図 見積 製作 修繕
特許製図 ベルト(帯革)類其他一式買入販売
●新発明自動転油圧搾機 販売元
琉球新報 1920(大正9)10月8日 (抜粋と編集)


営業品目は縦組を横書きにしてしまったのでわかりづらくなっていますがこんな感じ。

西武門万染物屋/喜屋武三郎

西武門万染物洗張屋の儀諸君の御贔屓に因り年々盛大に趣店丈にては狭隘なるを感じ山城病院並の内屋に移転致し愈々手広く営業可仕候染具等も態々西京より取りせ殊にちりめんの色揚げ等は改良を加へ万事諸君の御便利を計り職工を集め仕立物迄致候間倍旧御引立の程奉願候也
西武門万染物屋 喜屋武三郎
仕立入元石門通りより移転す 名城政信
明治44年3月19日 琉球新報 沖縄県史資料編5 p435(抜粋と編集)


染物屋さんの移転広告です。
石門通りから西武門の山城医院そばに引っ越したというおしらせですね。

山下分店の広告

(改良味噌醤油醸造販売元)
○石鹸代用香入山川土(ニーチャ)○
定価壱袋5厘
雑貨卸小売商山川分店 那覇区東大門通り
○形付布、晒木綿、和洋手拭○
(スタンダード虎印石油販売特約店)
明治42年11月1日 琉球新報 沖縄県史資料編5(抜粋と編集)


場所は大門前通りの店舗名にある範囲だと思いますがよくわかりません。


石鹸代用香入山川土(ニーチャ)」ってのがよくわからなくてクチャのことかと思ったのですが「"山川土" 石鹸」で検索してみると下記pdfがヒットしました。

www.tanokan.net/rss/webdir/4/saijiki4.pdf

もしかしたら鹿児島からの輸入製品だったのかもしれませんが、このpdf以外にはまったく情報がありません。

比嘉製高機(国場)

◎現代の女は現代式の高機を使用す
▲比嘉製高機は実際使て評判以上
島尻、首里、久米島各女子工業、工芸高並ニ各村製習校、補修科  御用進
◎民間の使用者へも特に勉強販売す
(真和志村字国場14(国場駅前)
高 機 並附属品元祖製造 比 嘉 義 良
(元首里区当蔵大通り)
大正6年6月19日 琉球新報 沖縄県史資料編5(抜粋と編集)


新聞広告では在真和志村のものを見かけないのですが、これは在国場の高機販売の広告です。

参考:織機 - Wikipedia

桃原農園食料品部の広告

月刊琉球(第2巻第7号/昭和12年)の広告から。

沖縄の果実を代表せる弊園の特栽荔枝[レイシ]、高等園芸の模範を示せる鉢作りのメロン、此新鮮豊富なる材料を厳選して製造せる果実の缶詰、瓶詰等は桃原農園食料品部の誇りであります。
此外御高評を賜りし豚肉ラフタイ、同肋肉の飴煮、豆腐餻[とうふよう]、果実ジャム、塩辛、漬物各種の珍味等々、色彩風味と程能く配合せる夏向の美麗ボール箱詰合せの物も出来て居ります。他県に無い沖縄珍味の御土産品として又御進物用、御家庭用の食品として最好適せる品物なる事御勧め致します。


「桃原農園食料品部の一室」という写真があり、そこにはテーブルに積まれたレイシや鉢作りのメロンを前に尚順と家族?が写っています。
尚順は食通でしたからこれらの製品もかなり美味だったんではないかと。

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