明治〜大正期の食品説明で、赤く染めるのに紅麹を使ったという記述と食紅を使ったという記述が両方現れます。
二色カマボコは赤、青に染め、赤は「紅コージ」、青は島菜や大根の葉の青汁を利用した。
那覇市史資料編第二巻中の7 p198島菜(シマナー)はカラシナーです。カラシナーに塩をふると水が緑に染まりますからね。
あと葉野菜の絞り汁を飲む風習もあったそうですから青汁も身近だったのかもしれません。
千原繁子さんは戦後も紅麹を自宅で保存していたようです。戦前の家庭では味噌類自作していたところも多いはずなので麹類の扱いも慣れてたんでしょう。
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