月刊琉球(第2巻第7号/昭和12年)の表紙に円山号の正面写真があったのでまちのたね通信の写真も参考にして図にしてみました。
歪んでるのは大目に見て下さい(笑)。
那覇まちのたね通信 | 那覇/大門前通り
http://naha.machitane.net/old_photo.php?id=1043まちのたね通信の写真は大門通りを北から南(久茂地から西町)に向けて撮影したものです。下図では右から左になります。

月刊琉球で見ることができる円山号はガラスのショーウインドーが大きくとてもモダンです。そして各階のベランダ(?)には照明、一番高くなっている部分にはネオン、大きな窓からは明るい内部が見えて今より暗かったはずの戦前の那覇ではかなり目立ったと思われます。
コンクリ三階建ての円山号の写真は少なく、建物の全体像がよくわかっていなかったので月刊琉球掲載の写真には驚きました。この建物は戦後も使われていたんですが60年代頃(?)に取り壊されたようです。