
仲井真原と前原です。
仲井真原は東に国場溝原、北に上間底田原原、西に上間山川原と接しています。前原は仲井真原の南で昔の川の流れを境界にして上間の長崎原などと接しています。
図では仲井真原と前原の境界はピンクで示しています。
図は真和志民俗地図と「戦前の字仲井真民俗地図」を参考にしています。集落内の畑や拝所などの分布は後者の地図を主に使っています。
図で緑に着色されている箇所は畑、赤が拝所関係、青が井戸で大きめの青い場所はクムイ(小堀)です。
集落上方のアシンミ毛にはアシンミ御嶽があります。ちなみにアシンミは安次嶺(あしみね)です。
仲井真原も古くからの集落の形を残しています。中心部はそのままで周辺の畑だったあたりが宅地化したくらいでしょうか。前原との境界線の道がメーミチ、直角に交差し集落を南北に走る道がナカミチです。
国場川そば前原の329号線(与那原街道と川に挟まれて道路で区切られた部分、国場十字路の角付近の俗称は古島原と呼んだようです)。川そばの前原はすべて畑で道路沿いにサーターヤーが二軒存在します。
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