

字大道の最北部、上・下大道原です(参考:真和志民俗地図)。
参考:
字大道の原名(南)参考:
字大道の原名(北)上大道原のバイパス側で字安里になっている箇所(交差点付近)がありますがそこはバイパスが出来る前の区画に道路が出来た結果だと思われます。図に書き込んだ道は真和志民俗地図にある道で、茶が現在もある道、緑が消えてしまった道です。
上大道原は安里との境界が道になっていて、原の北側はバイパスにはみ出しています。安里との境界線になっていた道路が斜めに通っていた名残だと思いますが辿れるかたちで残っている道は少なく区画等に痕跡が見られるだけです。
上大道原で面白いのは真和志民俗地図が想定している嘉手納向けの鉄道が既にあった時代以前の区画が鉄道建設に影響されているのがわかる点です。バイパスの向こう側の道と対応するような形の道、分断されて無意味になったので消えてしまった道のようなものも見られます。65年の地図では上大道原の中で行われたバイパス的道路工事の影響を受けて消えてしまった道があり、さらにその道も現代と比較すると消えてしまった箇所がいくつかあります。
また近年の安里高架の架け替えでバイパスも道路拡張が行われていてその影響も受けています。
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