繁多川にあるシッポウジヌガマです。
図中の赤いポインタがガマ(洞窟)、青いポインタがシッポウジと「はんたがわさんぽMAP」には書かれています。ピンクの線は真和志市誌を参考にして真地竹下原を表しているつもりですが正確なものではありませんのでご注意。
シッポウジヌガマ(県庁・警察部繁多川壕)
字真地の竹下原、通称シッポウジにある標高約90メートルの高台にある全長約130メートルの自然壕(一部構築壕含む)。沖縄戦のときは一部拡張して100余名が避難、島田叡知事室や荒井退造県警察部長室もあった。昭和20年4月27日に戦中最後の市町村長・警察合同会議を壕内で開催した。
「繁多川再発見ガイドマップ はんたがわさんぽ」 p20「はんたがわさんぽMAP」は現在の地図上に史跡が書かれています。なのでシッポウジと図示された地点は道の曲がり角横とわかります。
真和志民俗地図出の竹下原は尚家の馬場跡(
黒)からまっすぐに進む道を竹下原と御殿後原の境界線にしています。なので真和志民俗地図では「はんたがわMAP」のシッポウジは御殿後原にあることになります。ちなみに真和志民俗地図ではシッポウジと示された辺りは「トマシチャ」とありサーターヤーが二つあるようになっています。
参考:
グダグダ(β) 泊下(ティマシチャ/トマシチャ)【追記】シッポウジは「四方地」と書くようです。
識名墓地が広がる台地の東側に、四方地の神が祀られているところから繁多川の住民がシッポウジヌガマとよんでいる壕があります。
http://13.pro.tok2.com/~kariyushi/shiseki/senseki/sp.htmlPR