県有地の拝所壊す 那覇市久米で借地男性「生活に影響」
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2010-09-26_10550/
那覇市久米で、約400年前に起源を持つと伝わる拝所が取り壊された。拝所があったのは県有地(約400平方メートル)で、今年、新たに借地人となった男性(61)が運用に支障が出るとして重機で取り壊した。
(略)
近くの丘陵地帯にあったが、戦災で焼失。変遷を経て、約30年前、県有地に移ったと伝わっている。
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一時は裁判所に調停申し立ても考えたが、長引けばアパート経営に支障が出ると判断。拝所の上屋を取り壊し、神体の石と香炉の一部を敷地の裏手に移した。残りは産業廃棄物として捨てた。400年前から現地にあったわけではなく、戦災で消失後変遷を重ねて現在地に80年代に作られた拝所です。当然拝所自体には建築的価値はないでしょうし、戦後うろうろ変遷を重ねた拝所を動かしてなにが悪いんだと言われたらわからんこともないですね...
少々強引ですが...
まぁ神体と香炉はさすがに捨てられなかったようですから敷地内の邪魔にならない場所で作り直して一件落着でしょうか。
ブログ内記事の
那覇市有地/輸出品目(55年)で1955年の那覇市勢要覧から那覇市の市有地の使用状況を見てみると拝所は2万坪あります。
当然2万坪いっぱいに拝所が建ってるわけではなく敷地内に小さな拝所と雑木林があるくらいの利用状況でしょう。後年になれば使ってない部分をなにかのかたちで利用することはありえます。那覇市市有地でも県有地でも状況は変わらんでしょう。
拝所は行政によって建てられてるわけではなく自治会やなんかの設営管理になってると思われます。なので普通に私有財産の損壊だよな... やっぱり借り主が悪いな、これは...
久米ということですがやっぱり久米人(クニンダ)が世話してたんですかね?
久米や久茂地ではビル名とかで久米人の持ち物なんだなとわかるビルがいくつかありますが現在の居住状況まではさっぱりわかりません。
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