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若狭海岸の飲み屋 2

「沖縄の遊郭 -新聞資料集成-」という本がありますがそこから引用します。
わかさ民俗地図には海岸に飲み屋があるのが確認できますので下の記事での「波の上の酒屋」はそれだとおもわれます。
参考:グダグダ 若狭海岸の飲み屋
参考:グダグダ 若狭の飲み屋

波の上の酒屋
風説によれば、毎夜、よほどの好景気のようだが集まるのは無頼漢の客で、徹宵、飲んだり食ったり、しまいには乱暴を働き、隣家に非常な迷惑をかけるなどの振舞もあるようだ。
明治33年8月25日
沖縄の遊郭 -新聞資料集成- p174


若狭は職人町で気が荒いと書かれてあることがあります。また辻では(空手などの)腕試しとして通行人に喧嘩をふっかける人間がいました。
辻には芝居小屋もあり人を集めていたのですが、そこの役者たちもここに飲みに行っていたようです。
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ぶさーがま

花街・辻は女の町でありますが、実は戦前は ぶさー(空手家)の かきだめし(≒ストリートファイト)のステージでもあったそうです。現在の左馬の正門横にかつて『ぶさーがま』
という 決闘で負傷した人々が居拠した、もしくは葬られた小さなガマがあったそうです。近場に 有名な ばくちゃーやがあり、また くんちゃーがま(ハンセン氏病患者隔離所)もあったそうです。華やかな辻は人々の交流の場であり 市井文化が湧出する力場でもある。芸能・料理という いかにも 文化という光面だけではなく、語られない 物語もある。今の価値観で過去を断罪する事には疑問を感じるが、地域の古老の話の中には ふーむ と考えさせられることが多いです。

Re:ぶさーがま

  • No Name Ninja 〔管理人〕
  • 2011-06-11 07:33
コメントありがとうございます。
「ぶさー」の「かきだめし」については空手家の伝記などで触れているものがありますね。若狭町出身の宜保俊夫さんの伝記にもかきだめしの様子が書かれてありました。「ぶさー」のことも近いうちに書けたらと思っています。

>現在の左馬の正門横にかつて『ぶさーがま』
三文殊公園がスーヌサチ跡ですから「辻2丁目27-1」にある現在の左馬は昔の辻のはずれあたりで昔の海岸に近い場所ですね。「ばくちゃやー」や「くんちゃーがま」も跡形もありませんから当時を知る方々にぜひ記録を残して頂きたいです。

沖縄の民俗史は左翼的なアプローチが強かった時代がありますが、今となってはその影響を排除して読む作業が必要で正直面倒な時があります。またその断罪箇所も研究の進歩などにより早く古びてしまう印象があります。なので現代的な立場からの断罪を避けて当時のニュアンスが伝わるようにできればいいなと考えています(難しいですが)。

痛感です!!!

沖縄は、よくもまぁこんな小さいと所にこんなにまで・・・?と思うように多様性に満ちております。
私は、とりあえず港町那覇>浮島に限って 散策・逍遥しております。グダグダさんは真和志に拘っておられるみたいですね。出来れば連携?して首里中心的な物語を超える 市井文化の物語を紡いでみたいです(笑)。
さて、
影響を排除して読む作業が必要で正直面倒な時があります
の件、まったく同感です。机上に走るとトンデモナイ陥穽に嵌る、現在の感覚から過去を断罪?する 感覚がわかりません。
うすり(畏敬の念)を喪失した書き人の文面は いふー(異風)を超えて、なにみてるんだろう?懐疑をもちます。そんな人が琉球芸能を云々されると噴飯モンなんですが、なぜか大手を振っている・・・。頑固者の古老が鬼籍に旅立たれた今現在、あの時代の空気を追いかける作業は確かに難しいですね。
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