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宮古島の寄留商人

まず寄留。

寄留(きりゅう)は、日本の旧法令で、90日以上本籍外において一定の場所に住所または居所を有することである(寄留法1条)。昭和27年住民登録法(後の住民基本台帳法)の施行とともに、寄留法は廃止され寄留という制度は全く存在しなくなった。
寄留 - Wikipedia


このブログでは戦前の沖縄にいた内地出身商人(やその2、3世)のことを寄留商人として扱っています。戦前の宮古島や石垣島にも本土出身商人と沖縄本島出身商人がいて寄留商人として扱われています。
この区別は外部の人間ということで妥当なものだと思われますし、外部とのネットワークを生かして商売するという構造は本土・沖縄間で商売していた内地出身商人と離島・本島間での本島出身商人では大差ありません。
このブログでは那覇・真和志を扱いますが、離島や県内他地域出身商人は寄留商人としてあつかいません(県内出身者は人物カテゴリです)。

本題ですが宮里三郎で検索してみるといくつかヒットします。

「お店紹介13《山小(やまこ)百貨店》」 松谷初美
山小百貨店は、西里通りにある老舗の店だ。現在の店主、宮里康弘さんは3代目である。創業は明治34年。創業者(宮里三郎)は、沖縄本島から渡ってきた。ちなみにその頃、宮古には鹿児島や沖縄本島から多くの商人たちが入ってきた(いわゆる寄留商人と呼ばれている人たちだ)。宮古には明治30年代には36件の寄留商人による商店や事業所があり、宮里さんの先代もそのひとりということになる。商売をする地元の人は少なかったらしい。
ぱずみゃー(初めは)、雑貨を扱う店、宮里商店として始まった。地元のもの(牛や馬、黒砂糖、宮古上布など)を本土や沖縄本島で売り、本島から米、豆、油、醤油などをを仕入れてきて売っていた。昭和初めには、衣料品、化粧品なども加わり、商品も多岐に渡るようになったので、昭和12〜3年宮里百貨店と名前を変えた。その後、屋号の「山小」に変え現在にいたっている。
くまから・かまから vol.62 [くまから・かまから] - メルマ!

http://melma.com/backnumber_33637_1630598/


1915(大正4)年6月には原田直兵衛、渡辺覚之丞、永田龍次郎、宮里三郎ら寄留商人は、宮古通船株式会社を設立し、数隻の木造小型蒸気船を所有して、平良〜那覇間の貨物運送を始めた。1918(大正7)年、沖泊りの汽船と桟橋間の貨客運送も始めるようになり、これまでになく安全で効率的になった。
第二次築港は1917(大正6)年、同じく上原仁徳ほか17人の商人団から(後略)

http://www.wave.or.jp/minatobunka/archives/report/120.pdf
http://www.wave.or.jp/minatobunka/archives/index.html


宮古や石垣の記録を読めば本島出身商人も探せると思うのですが手が回っていません。
このブログでの取り扱い範囲は次のようにします。

本島在住内地出身商人/Category 寄留商人
※県内出生の2、3世も寄留商人カテゴリ
本島在住沖縄出身商人(現沖縄県の範囲)/Category 人物
※県外出生の2、3世も人物カテゴリ
---
本島以外在住内地出身商人/Category 寄留商人
※基本的に取り扱わず
※ただし本島との関係が濃いものを除く(本店支店関係、本島在住者の2、3世など)
本島以外在住本島出身商人/Category 人物
※現在の那覇市の範囲の出身者を除いて基本的に取り扱わない

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