65年度の建設事業計画を抜粋します。
道路新設
開南交番-平和橋間に幹線道路を新設
陸運局-1号線間
アスファルト舗装
警察本部-港湾道路間
ひめゆり通り-真和志小校間 市内一周線
久茂地川沿線西側
河川改修
ガーブ川上流の整備
平和橋-四条橋間
安里川の改修工事
きぶんじゃ川の改修工事
三原川の改修工事
公園造成
与儀文化公園の整備造成を計画
市民の友 1964年1月15日 第165号(抜粋と編集)「建運局-1号線間」は若狭大通りから58号線間の那覇商高前を通る道(1966年5月完成)、「警察本部-港湾道路間」は県庁あたりから泉崎交差点を経て港までまっすぐ進む道(1965年6月24日完成)、「ひめゆり通り-真和志小校間 市内一周線」は真和志小-黒丸宗-繁多川交番-三原教会前-大道小前-ひめゆり通りの道、「久茂地川沿線西側」は御成橋-前島橋-崇元寺橋の道(1965年6月28日完成)。
「ガーブ川上流の整備」は記事を引用します。
1962年度よりはじまる日米琉政府の大幅な財政援助により、本格的な改修工事が進められ、1964年予算までの事業として、むつみ橋下流から農連市場裏の平和橋までの1044メートルが改修されることになっており浸水地域の大幅な整備が行われることになっている。
さらに65年度においては、平和橋から神里原-与儀十字路間道路にかかる四条橋間の242メートルを引き続き改修する計画をたて、工事費総額38000ドルのうち、30000ドルを琉球政府に補助申請した。「安里川の改修工事」は蔡温橋から姫百合橋間、「きぶんじゃ川の改修工事」と「三原川の改修工事」は引用します。
きぶんじゃ川は、真和志三原、大原の開眼橋、三原橋、振興橋を通り安里川へ注ぐ(略)素堀のままとなっているため、流水の浸食が激しく、流域の住宅が危険な状態にある。65年度においては、安里川分岐点から振興橋間の485メートルを改修を行って、都市防災を予防することになったもの。
---三原川は松川小学校前より真和志2号線間を流れているが素堀のままとなっている。このため大道練兵橋から上流、真和志2号線までの465メートルを改修する計画を立て(後略)公園造成は省略しますが低地のため埋立や排水工事を行う必要があることが書かれています。
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