現在は丸国マーケットから国際通りまでの区間を浮島通りと呼んでいる(?)人もいるみたいですが50年代の地図では違っています。
沖縄主要地主要商工年鑑(52年版)を参考にすると浮島・千歳通りはこんな感じ。

第五図が「松尾派出所中心 ニューパラダイス分岐 - 中央通り分岐路」、第二十四〜二十六図が千歳橋通りとなっていて、第二十六図では上図で示した箇所が浮島・千歳両通りの境になっています。
第五図は国際通り入口角の松尾派出所から中央通りへ曲がる角までの範囲になっていますが「浮島通り」とは書かれてありません。ですが二十六図では「浮島通り(第五図)」と書かれてありますのでこの区間が浮島通りだったと考えていいんでしょう。
Googlemapでは南島製菓の前に浮島通りの表示がありますが、昔はあの位置は千歳通りになっています。
浮島通りには浮島の名称の元となった「うきしまホテル」「レストランうきしま」がありました。
参考:
グダグダ(β) 仲本興正 (浮島ホテルオーナー)
沖縄主要地主要商工年鑑(1951)の第八図表(左図)、右は図の範囲を示したもの。


左図では栄橋通りとの交差点を境に浮島・千歳橋の通りが分かれているように見えますが、51年版の他の図表を見ると違っているので第八図表だけがこうなっているようです。
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