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那覇の私娼

旧那覇にあった私娼窟です。ただし本文中にもあるように辻を圧迫した反動での一時的な避難で人が流れているとも思われますのでご注意。

料理屋はおろか、奇怪なことには、下宿屋まで淫売屋を兼ねぬと稼がれないとして、表看板では何々下宿屋とか何々料理屋とか、しらをきって、ひそかに遊び人や、旅客を相手に金と色欲を交換するところが数々ある。
堂の前岸本屋敷といえば裁判所の西隣、金満家岸本の所有屋敷である。その屋敷にはアンマーがいて遊郭に派遣している。
いろは屋を中心として元明月亭の跡、常盤楼、玉川屋などが分線地で、それらの近所には芸者、酌婦の隠れ穴があって猛烈にあいびきしている。
渡地のイシンチージへ行くと下宿屋営業という看板の裏に目に見えない魔所が潜在しているのだ。
同じウングヮンサガイという場所は以前仲島、渡地が辻遊郭に合併された時に一緒に辻に飲み込まれてしまったが密淫売を働いている。
仲島前の浜と善光寺通りも前記と表裏を異にして手品を変えたぐらいのもので相変わらず社会経営者のお世話を焼かすのであろうと信ずる。
其の他松尾山辺や久米の堂小屋敷や、垣花落平前の新埋立地と泊の避病院前の海岸通などにはこぎれいな淫婦連がゾロゾロ横行している。
因に記す。二三年来、辻遊郭を非常に圧迫した反動で、那覇区内や首里区内に密淫売を自然に励行するようになってきた。
大正元年12月1日 沖縄毎日
沖縄の遊郭 -新聞資料集成- p591 (省略と編集)


料理屋、下宿屋、旧遊郭、人気が少ない場所などで客を引いたようですね。
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