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ジュリと料理屋女

那覇の女たちの感覚ではモラル的にジュリや料理屋女は自分達以下、そしてジュリより料理屋女が嫌悪されるという感じだったようです。
この料理屋女というのは大和料理店の従業員や芸者ではなく、肴屋の女(サカナヤーノイナグ)で、チージサガイで触れた「サカナヤー(料理店を兼ねたあいまい宿)」の女だったのでしょうか。

ジュリがそれなりの地位を得て料理屋女が嫌悪されるというのはそこに(一応の)モラルがあることや、家を傾ける程散財しなければ自分達の地位や生活を脅かすものではないからでしょう。

あの頃は自由結婚は許されない。そんなことをしたら後ろ指さされて、料理屋女だとかジュリだとかいわれる。
なは女性史証言集 p16


また遊女たちは三味線や舞踊などをたしなみ稽古をしたから琉球芸能の淵叢でもあった、那覇の男子仲間では遊女買の存分も無い者は無能な者として軽蔑された。家庭の主婦たちも料理屋の女(サカナヤーノイナグ)などはハゴームンとして嫌悪したがジュリには割に寛容で、馴染が冠婚葬祭に挨拶に来たり手伝いにきたりした。
辻のジュリは原則として紹介制でめったな客を取らず、美妃などは詰ジュリになって一人を守り、他客をとらなかったためであろう。
昔の那覇と私 p49
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