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円山号/尾花仲次

戦前那覇の大門前通りにコンクリート建のデパート円山号がありました。主は兵庫県出身の尾花仲次、平和館のオーナーでもありました。
グダグダ 旧那覇の大通り名
グダグダ 円山号
グダグダ 那覇上空
図は大門前通り一帯、写真はコンクリ造りになる前の円山号(か支店)です。
龍界寺小路・善興寺坂円山号
円山号
円山号百貨店(デパート)。建造されたのは昭和10年10月、設立者は尾花仲次。鉄筋コンクリート三階、一部四階の建物で那覇市東町3丁目22番地にあった。

尾花仲次は兵庫県出身の寄留商人で大正初期に来県、最初は路傍商人から初め、のち雑貨店円山号をつくり、化粧品その他の雑貨を販売していた。その円山号を昭和10年鉄筋三階建ての百貨店にしたわけで、山形屋と並んで那覇に二つしかないデパートの一つとなった。円山号は当時民間の建物としては沖縄一を誇り、同建物は那覇が廃墟と化した沖縄戦でも戦災を免れ、戦後一時琉球立法院に使用されたこともあったがその後取り壊された。
尾花は円山号の他に、大正8年立住兼次郎と共同で映画常設館「平和館」を建設、のち尾花単独で経営するようになった。料亭「一味亭」の経営に参加したこともある。
尾花は親分肌の性格で那覇の市会議員に何度か当選し、商工会議所の会長をやったこともあり、政財界にも重きをなしていた。一介の路傍商人からたたきあげた寄留商人のの化でも異色の人物。那覇の商業が本土の寄留商人に握られていた時代の象徴的な建物として円山号の名は県民の脳裏につよくきざまれていた。
沖縄県史別巻 p512(部分引用)

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