久米村(唐栄)は久米三十六姓の住んでいた場所でクニンダは住人達のことを指します。
氏は以下の通りです。
蔡氏、程氏、鄭氏、林氏、金氏、毛氏、紅氏
陳氏、梁氏、阮氏、王氏、楊氏、魏氏
http://ja.wikipedia.org/wiki/久米三十六姓氏(うじ)ではない姓は下記アドレスを参照して下さい。
http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/limedio/dlam/B1241188/1/vol05/indexkume.htm沖縄の姓(家名や諱)のややこしさや決まりなどについてはWikipediaがまとまっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/沖縄県の名字Wikipediaでは首里の五大姓についても触れられています。
王家分家である向氏、多数の王府高官を輩出した翁氏、馬氏、毛氏池城、毛氏豊見城は、特に五大姓(氏)、五大名門と呼ばれる。
毛氏池城・豊見城を合わせて、四大名門とも言う。護佐丸の唐名は毛国鼎で毛氏豊見城と毛氏池城の元祖ですが、ややこしいことに久米毛氏の元祖も毛国鼎です。首里の毛氏と久米の毛氏はだいたい久米の方に久米毛氏とつくので(現代の本を読む分には)区別できます。
氏は数が結構あるので同姓もあったはず。

図は那覇民俗地図で確認できるクニンダの宗家です(もしかしたら同姓の氏かもしれません)。
【追記】図は那覇民俗地図を模写したものですが、もともとの久米村の範囲は久米大通りの両側で天妃や上之蔵あたりも含みます。
参考:
グダグダ(β) 那覇及び久米村図PR