「上之屋の民俗地図」で確認できる上之屋の鍛冶屋(
緑)です。オレンジの繁華街の中に三軒あります。

泊側から崎山カジヤ、崎山カジヤ、石川カジヤです。
泊からの道はまっすぐ伸びておらず上之屋に入る前で大きくカーブしてS字を描きそのあとは現在の58号線と同じようにまっすぐ伸びてゆきます。この大きく曲がったS字の部分に馬車駐車場があり、その道沿いにはそば屋、散髪屋、醤油屋等の店舗が並んでいます。
鍛冶屋さんの証言では那覇の潟原も馬車の収容所であったと記憶されています。潟原は上之屋からさらに進み潮渡橋をわたってすぐで若狭の入り口にあたります。
那覇には田舎から乗り入れて来る馬車の収容所が二ヶ所あった。中頭は潟原(現在の若松町)、島尻は壺川で、蹄鉄師も那覇にいた
沖縄の鍛冶屋/福地 曠昭 p227PR