安謝誌からスグルクガーとミートゥンダガーです。
直禄ガーは大湾ガーラのカーブする箇所のそば(現佐川急便付近)にあります。ここは安謝ではなく銘苅の直禄原(スグルクバル)です。
ここは旧暦五月のグングヮチウマチーの時に多和田巫殿内などとともに拝んだようです。
ミートゥンダガーも銘苅の港川原、安岡中学校そばの安岡市街地住宅近くにあります。銘苅と安謝の境界線はだいたい多和田ガーラになります(直禄原は違いますが)。
※図のスグルクガーの位置はあまり正確ではありません
ミートゥンダガー
昔の安謝村落の人達が使っていた井戸(現在も拝んでいる)。県営住宅建設のために周辺が埋め立てられ現在は地下5、3メートル(ママ)の位置にある。県営安岡市街地住宅近に接近し、沖縄電力、発電設備所の出入り口近くに、金網で囲まれた長方形の穴がある。網戸を開け鉄製の階段を下りるとコンクリート敷で1、3メートル幅(ママ)ほどの細長く平らな場所がある。
安謝誌 p70ミートゥンダガー周辺の安岡市街地住宅一帯が5メートル程もかさ上げされされているのがわかります(もしかしたら井戸は少し掘り込んだ位置にあったのかもしれません)。
ともあれ現在の道路からはだいぶ低い土地であったことは確かそうです。
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