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流れ職人

記事タイトルは「四国の流れ職人が辻で殺人」となっています。

[大正3年]4月6日午後7時、辻遊廓後道奥村渠小路角で、兵庫県生れ野田安太郎(21)と香川県生れ末広茂太郎(25)は、電気会社の楚辺原屋取の国吉樽(40)と喧嘩、安太郎が懐中にかくしてあった白鞘の短刀で、国吉の左胸部を刺し即死せしめた。
野田は殺人後、もう一人の友人をさそって帝国館で活動写真を見物中、逮捕された。野田と末広は、本年1月来県、久茂地辺で樽皮製造に従事、辻遊廓で度々乱暴、遊女からもて余され、この日も荒神前に行き、勝手に上がり込んだものの、誰も相手にしなかったので玄関を出たとたんの事件となった。
被害者の国吉は、木挽業の同業者の節句模合で午後1時から飲酒、二次会の荒神前で飲み、仲間と出たところこの不運にあった。
大正3年4月8日
沖縄の遊郭 -新聞資料集成- p906 (一部編集)


樽皮製造に従事ということですから一応職人、寄留職人やその雇い人とは違う形で来県していますね。
被害者は楚辺原屋取ということですが楚辺原は那覇高校から城岳あたりになります。ちなみにこの辺りまでが真和志村です。

古波蔵部落の先住地付近から那覇の泉崎に接する近郊で主として那覇系統の寄留人部落。
那覇市史資料編第二巻中の7 p40
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