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兼久

鏡水(カガンジ)と関連する兼久(カニク)。
鏡水と同じように土地の性質からの地名です。

兼久は砂地の義

羽地村字稲福の俗称を兼久という。
兼久は砂地の義であることは普通にしられていることであるが、しからば何故に砂地を兼久というかは明らかでない。
あるいはかにくカリクの義で、カリは枯れることであろう。砂地は則ち枯れ地で、鏡水というのが剥地の義であるのと同様である。に言うことは方言に例が多い。則ちマニ(尻)は放り(マ-り)であり、タニ(男根)は垂りであり、山原語はアニは蟻である。そして石グ砂グと同じ接尾語であろう。
(略)
我如古は宜野湾村の字名でガニクと読み、兼久と同じく砂地の義であろう。
(沖縄地名考/宮城真治 p63)


そういえば手に取れるくらいの石をイシグーと呼びますね。
兼久・カニクが何故砂地なのかというのは普通に知られていることとして説明はないですねぇ(笑)。

那覇市では兼久という地名は消えてしまいましたが、上図の前島あたりの水色で二つ囲まれた地域の上のあたりが兼久です。那覇市民俗地図では兼久の塩田として示されています。
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