大正の新聞記事から。
氷物色々
急告
一 洋品一切
一 サンドウヰチ
一 アイスクリーム
一 パンコーヒー
一 和洋酒色々
一 ビールサイダー
大勉強
波上軒
大正10年6月18日 沖縄タイムス縦書きを横にしてるので妙な感じですがご勘弁を。
まず氷物があり、そのほか酒類と軽食があるパーラーのような店でしょうか。住所は書かれてないのでわかりませんが波之上の近くにあったのでしょう。
大正の時点で氷が入手可能だったのがわかります。漁業に必要ということで製氷は開始されたのですが一般庶民間での利用がどのように開始されたのかは調べられていません。しかし市場の魚売りが氷を使っていた記録やこのような広告を見ると民間にも出回っていたのだろうなと思われます。
戦前那覇にも氷屋はいくつかあるようですが、実際に製氷を行っていたのか、それとも垣花の製氷工場のようなところから購入して小売りしていたのかは今のところわかりません。
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