氷屋関連を新聞から抜出してみます。
氷
店員も能く揃ひましたから益々迅速に配達してあげます
那覇駅前
仲宗根商店
電話二一七番
沖縄朝日新聞 1924(大正13)年9月14日
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店員入用
但シ自転車ニノリ得ル者
波ノ上通リ宮平菓子店ノトナリ
竹内氷店
沖縄日日新聞 1924(大正13)年7月12日配達員がいたようです。引用した広告の店舗は波之上通りと那覇駅(現バスターミナル)近くです。
新氷出来ました
製造元那覇製氷株式会社の休業に依り止むなく数日間氷品切の処本日より製品復活し新氷発売しましたから何卒多少に拘らず御用命を願います
九月十三日 那覇駅前
元売所 仲宗根商店
電話二一七番
沖縄日日新聞 1927(昭和2)年9月20日(一部編集)ここでは那覇駅前の仲宗根商店に「元売所」とついており、製造元が那覇製氷株式会社だったことがわかります。垣花で作られた氷を運んできて那覇市内に小売りしていたのでしょうか。
関連:
グダグダ(β) 那覇市内の氷室ただし当時すでに小型の製氷機・アイスキャンデー製造機の新聞広告(住所は内地)もあったりしますので一応小型の製氷機も存在しています。
【追記】市場内にも氷店があったようです。
量目正確配達敏速
氷の御用は電話43番へ
東町市場ヤマセ商会
沖縄昭和新聞 1928(昭和3)年9月14日PR