たまには人から聞いたヨタ話を...
庭木にも流行り廃りがあります。
果樹が流行って結構植えられたけど実がならないので伐採されてしまったとか、黒木を植えるのが新築のステータスだったとか。果樹は結構肥料やらなんやらシビアで難しいらしいです。
あと蘭の温室作ってる方も昔は結構目にしました。
本題ですが昭和の中期頃ヤシの木を植えるのが流行ったらしいです。
街路樹に使われる椰子ならともかく、巨大化する椰子をあまり丈が大きくない時期に植えた人がけっこういて、家の丈を遥かに超えるくらいに育った椰子が昭和の那覇の風景写真には散見されます。
うちの近所にもアパートの4階くらいの椰子があって、台風が過ぎるとでっかい葉が周囲に落ちてたもんです(笑)。平成に入った頃にはほとんどみな伐採されました。
それと南洋杉。
これも普通の丈なら手がかからなくていい樹なんですが、巨大化します(笑)。那覇市内には素人では手が付けられなくなった大きさの南洋杉が散見されます。
ガジュマルやら赤木はどうにかよじ上って枝を落とすことができるような樹形をしていて素人でもどうにかなるのですが、椰子や南洋杉はまっすぐ伸びてゆくだけです。住宅街に三・四階建ての高さの樹があるとさすがに怖いですよ。台風も結構くる地域だし...
オチはない話なんですが植木屋も考えて売れよと(笑)。
沖縄は広葉樹が多いので横に太ってゆく大木はありますが高さがある大木は珍しいですからね。首里の大アカギも内地の大木からしたらそれほどの大きさではないでしょう。
まぁ戦争で丸裸になったってのはありますがいまだに街路樹も少ないし意外と緑は少ない島ではあります。
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