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原(ハル) 毛(モウ) トー

原(はる)とは、耕作地を表し、毛(もう)とは原野をいうこと、沖縄本島中南部方言と同一である。
また傾斜道を指すに、サカ地名は皆無で、坂道にはヒラ地名が付与されている。坂道を下から見るのがヒラで、上からはサカと呼ばれる。
カーとは井泉の義であるが、その音声から川の字が当てられ、河川にはカーラまた濁音になって○○ガーラ。カーラの変化した○○チャーラ、また濁って○○ ヂャーラと呼ばれるが、これは河川を原義とするものであろうが、これも川の字があてられていて字面だけでは井泉か河川かの判断はつかない。

桃原町(トー バル)
行政呼称と本来の呼称が珍しく一つである数少ない町名の一つで、いづれもトーバルで、隣の大中と併称してウフチュン・トーバルと呼ぶ。
琉球方言のトーとは、平坦な地をさす。『南島風土記』は「トーバルと唱へ、平蕪の義なれども今はモモハラと訓ませ原義を失へり」と記している。ある部分にモモハラと呼んだむきが会ったかも知れないが、ひつ者の知る限り、首里人一般が、モモハラと呼称した経緯はない。



「平蕪」とは雑草の茂った野原のことのようです。
ともかく重要なことがいくつかあります。
>原(はる)は耕作地
>毛(もう)は原野

人間の利用の仕方での呼称の変化ですね。
>カーは井泉
>河川はカーラ、濁音になって○○ガーラ、カーラの変化した○○チャーラ、また濁って○○ ヂャーラ

このへんは字面(と読み)だけでは井泉か河川かの判断はつかないということ。
>トーとは平坦な地をさす
沖縄の地名では漢字の意味より読みを重要視しなければいけません。
桃原は「ウフチュン・トーバル」で大中・桃原であり「おおなか・ももはら」ではありません。地名の併称は沖縄の他地域でも例がいくつもあります。
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