那覇市の水際の変化を年代別に並べて軽くまとめてみます。
まず
那覇の古海岸線と地名。

那覇の全く人手が入っていない
古い自然海岸線はこんなもんだと思います。
この図で陸地になっている部分の間に浅瀬があり河口である那覇はしぜんと土砂が堆積してゆきます。後年長虹堤による堆積促進により内海は陸地化します。

那覇の古海岸線と地名に現在の通り名などをマッピングしたものです(1700年以前)。
■現在の海岸線と標高図はこんな感じです。

そして
戦前の那覇。

浮き島との間は完全に埋まっています。
そして那覇市のサイトにあった埋め立て地の図。

年代の古い埋め立て地と新しいものが一緒に書かれているので時系列で追ってくるとわかりづらいですが、戦後の那覇市の埋め立て事業はすぐ調べられますし戦前の那覇の図と見比べてみるとある程度はわかるかと思います。港湾整備や海岸線の造成が中心ですね。それと塩田の潟(前島)が陸地化されました。
戦前に行われていた古い埋め立ては西新町などが代表的だと思います。
ここにある図などは官庁などから無断でお借りしています(すいません)。
過去に当ブログ内で取り上げたものをまとめ直して再掲しているのですが、過去記事でオリジナルのサイト名などはできるだけ表記するようにしています。
このブログは勉強てがらのまとめ記録ですので間違いなどがある可能性は高いです。そして複数の考え方があるものに対してすべてを調べていません(特に地名などに関して)。専門家の方々も食い違う意見がありますし論考などは更新され続けていますのでここは参考程度にとどめて下さい(またそういった未確定であるような項目はできるだけ参照元を示すようにしてはいます)。
改めて引用させていただいている皆様方に感謝いたします(平伏)。
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