若狭公民館の高齢者学級で作成された本があり、その付図に昭和19年の10・10空襲直前頃を想定して作られた地図があります。
うきしま大学「今残す若狭町古地図」古地図というには新しすぎる気もしますが地域図の最新版ということで歓迎したいです(このブログではこの図を「わかさ民俗地図」と呼びたいと思います)。
この図の下側に
※基本にした地図「番地入地形入 那覇市全図 昭和4年」 という注意書きがあります。
地域の民俗地図には妙に正確なものと手書きのものが入り交じっていて「若狭町古地図」は正確なんですが下敷きになっている図の名前がわかりました。
自分が確認している戦前の民俗地図は、上之屋、壷屋、牧志、安謝、若狭、仲井真、久茂地です。首里もあったような気がしますが範囲外なのでわかりません。
改めて各地図を比較してみると手書きのものでも元の図は「番地入地形入那覇市全図」だったんだろうなとおもわれる特徴が残っています。民俗地図は那覇市主催で制作されていると思われるので下図は同じものが使われているのでしょう。
このへんも那覇市史ニュースを見ていけば書かれているのかもしれません(読んでいない)。
ともあれ参考になりそうな資料があるということが確認できただけでもありがたいです。
【追記】web上に図の画像(一部)がありましたので転載します。


掲載元は下記アドレスのページです。
http://blog.goo.ne.jp/hirayanitumogenki/e/a3d340765ac087b42168e811946469d3