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56年の市場

沖縄タイムス連載の「新郷土地図」から抜粋します(引用元は那覇市史の戦後新聞資料集成2)。

3ヶ所に増設/公設市場“闇市”から発展
戦後那覇の入口が増加につれ、上マチ小(現在の開南交番付近)と壺屋マチ小が自然に発祥し、当初は本土引揚者が主になって、中古品、戦果品(軍窃盗)が売買され、闇市場とも呼ばれていた。
48年4月に壺屋マチ小が市営に移され、仮りに造られた幕舎市場は50年12月に165坪の食肉市場を改築、51年4月に103坪の雑貨、51年8月に138坪の衣料市場を改築、現在は大工1人が常時補修にあたっている。
市場の総面積は1120坪で上岡作太郎氏(933坪)上原マスヨさん(117坪)高良一氏(70坪)の私有地を借り、割当土地賃貸料に準じて、借地料を月8万2000円を払っている。しかし市営に移されてから1000坪近くの土地を地主に返している。
市場使用料は月極と臨時に区別されて、月刊約58万7000円を上げている。月極とは固定した売り場を(坪当たり一日80円)貸し1人当り300ー800円を徴収している。業種別の調停額(6月分)は
雑貨商|193名|69117円
衣料商|258名|90564円
食料商| 37名|13442円
米穀商| 51名|27924円
精肉商|115名|69948円
鮮魚商| 22名| 8235円
鰹節商| 20名| 4158円
野菜商| 16名| 4279円
となっている。徴収率は期間のずれはあるが100%となっている。臨時は定まった売り場はなく、主に軒下を利用しバーキ1つで商売しているくちでその都度1日3円を徴収、1日平均3000円で収入は月極部より上回っている。
現在の市場は衛生面からもいろいろと使用者、市民から不満をかっているが、市当局はしばらくその改善を見送り、泊、崇元寺、若狭町などの公設市場を計画、今年度予算に計上してある。
沖縄タイムス 1956年7月30日(抜粋と編集)


衣料と雑貨が多いですね。
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