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開南の仮設市場

那覇市開南の仮設市場撤去
しばらくご辛抱を -市当局-
早く道路に使いたい -付近住民-
「いったいいつ撤去するのか」ー。牧志第一公設市場の完成で、開南の仮設市場は撤去することになったが、移転から10日以上も放置されたままになっており、付近住民からの苦情が絶えない。市では「早急に撤去したい」といっているが、撤去までにはなお2週間以上かかりそう。また仮設市場の場所はさる2日の議会で市道として正式に認定され、建物が撤去されるとすぐにでも道路として使用される。開通すれば与儀十字路から開南間の交通事情がかなり緩和される予想。
開南仮設市場は2年前に「新しい市場が完成するまで」との約束で付近住民の協力を得て設置された。ところがさる9月になって工事中だった牧志第一公設市場が完成、10月3日に開設式が行われ、それまで開南仮設市場で商売していた323人の業者全員が移転した。ところが移転はしたものの建設はそのままの状態で置かれている。(略)市側では「歩行者天国や那覇祭りの準備で忙しくて撤去が遅れているが、今週中にも撤去工事の業者を決め、建物内部に残っている冷蔵庫や品物を引き取らせ、遅くとも25日くらいまでには撤去したい」といっている。
沖縄タイムス 1972(昭和47)年10月12日 (抜粋と編集)


この仮設市場があったのは開南から神里原向けのバイパス道路で、新聞には開南からの通りに覆いをかぶせるような仮設市場の写真が掲載されています。上の図での矢印が新聞の写真の撮影方向で、赤の範囲に屋根のついた仮設市場がありポインタで示した開南会館も写っています。
ここに入居していたのは下記のような人達。

(1)入居者の区割手続
先ず、水上店舗への入居資格者、入居位置及び専有面積を確認する必要があった。新店舗への入居資格者は、勉強堂に地代を支払ってガーブ川河川上で営業していた者で組合加入者であることを条件にした。そのため花屋組合員はガーブ川周辺で営業していても、場所使用料を市当局に支払っており、新店舗への入居を強く要求したが除外された。那覇市は花屋組合員を新築予定の公設市場(第2公設市場)への収容を約束、その間新栄通りの仮設店舗で営業することとなる。

http://ir.okiu.ac.jp/bitstream/2308/225/1/12_002.pdf


以下余談。
下記アドレスは当時の写真か? 開南のバイパスではなくて新栄通りのように見えるし、新聞での写真では道路幅一杯に建物が造られているので写真とは違うように思われる。水上店舗建設中の仮営業場所?
ガーブ川改修と水上店舗建設は60年代前半で、引用記事中の公設市場建設は復帰前後なので別の写真(現在のコンクリ造りの公設市場もそれくらいにつくられている)。顛末は公設市場建設の経緯を参照して下さい。

http://naha.machitane.net/old_photo.php?id=1737
http://naha.machitane.net/old_photo.php?id=1736
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