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本土建設業者 2

本土建設業者の続きのようなもんです。
海洋博のときも内地業者は豪遊、現地妻他いろいろやってたようですがバブル時の土建業者ってのはやることが変わんないですな。

1946年の秋、米国ロサンゼルスのアトキンソン建設会社とアトランタのジョーンズ会社がジョイントベンチャー(共同請け負い)で米軍工兵部隊から米軍工事を一括して請け負い、それを沖縄業者に下請けさせたのが、沖縄の軍工事の始まりだったようだ。両者の頭文字をとってAJ時代という。兵舎、消防、劇場、診療所など小規模の施設が建設されていた。ほかに陸軍のポストエンジニアが沖縄業者に営繕工事を請け負わせ、業者の選択を琉球建設協会が依頼されたこともあった。

軍は那覇の泊一帯を資材集積所にして、資材を豊富に支給し、車両も貸し与えるという持てる国ならではの、ぜいたくな工事をさせた。必要経費に一定の利潤を保障するやり方で契約も行われた。ある沖縄業者は、借りた車両で糸満、那覇間の人員輸送をしてかせいでいた。水増し請求した資材で首里に劇場をたてた人もある。工事をちゃんとやって帳簿さえ合わしておけば、そういう芸当もできたのである。その後、軍側ではDEが工事を発注した。1949年末から日本本土の土建業者が大挙来島して、軍工事ブームをおこした。一部の幹部は高級車を乗り回し、現地妻をはべらかしての大尽ぐらし。よるともなれば地下足袋のままで桜坂バー街を肩で風を切って歩き、料亭にカネの雨を降らせたといわれた。
与那原良和氏談
沖縄の証言 激動の25年誌(上)/沖縄タイムス社 p286、287(抜粋と編集)


DEはエンジニアデポー? それともOKINAWA ENGINEER DISTRICT
参考:グダグダ(β) Atkinson Jones Construction Company

ネイビーによる建設のようす。
HyperWar: Building the Navy's Bases in World War II Chapter XXX Okinawa
http://www.ibiblio.org/hyperwar/USN/Building_Bases/bases-30.html
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