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女学生の風紀

大正9年の新聞記事を抜粋します。
自分は風紀云々よりは大正時代のデートスポット情報として読んでる訳ですが(笑)。

次第に退廃し行く女学生の風紀/待合せる女学生丘小/学校許りの罪に非ず
(前略)
而し女生徒は退散後の帰途牧志町の美栄橋附近七ヶ墓の手前にある土手で唱歌を合唱しながら男生徒の帰宅するのを待合はせる。男生徒も若し退散時間の早い場合には唱歌を合唱して女生徒の帰宅するを擁するので誰れ云ふとなく其の場所を「女学生森小」と命名した。斯くして朝の出校時には電車の乗合はせに於て、正午あとの退散時には八幡宮の森蔭や或は崇元寺の境内で落合ふ女学生と男学生の群は其の初め相互に一団となって戯れの文通をするのであるが、何時とはなしに各自相手を選んで別々に文通する事となり、日曜日になると那覇郊外○泊の崎樋川附近若しくは楚辺原共同墓地からか城岳の辺り近くは奥武山公園などに相提携して散歩することとなり夜は夜で区内下泉町付近から三重城公園及び波之上など暗くて涼しい所を集合の場所に選ぶのである。其れのみならず冬は暖かい友人の下宿屋に落合つて互に寝転びながら近頃流行り出した「恋の島」とか「夜の海原」などの唄を合唱して謡う程に大胆となり淫卑となる。けれど○以上の場所及び場合の外に男女学生の風○を○乱しおるに最も適当な機会を提供しつつある場所があるのを忘れてはならぬ。それは活動写真館である。彼の薄暗い観客席を重苦るしい人混のなかで若い男女学生が如何なる微妙な環状に捉えられながら映写される写真を外に秘密な快楽を貪りつつあるかは学校当事者は勿論生徒の父兄も推察せねばならぬ。(後略)
沖縄日日新聞 1920(大正9)年9月8日 (抜粋と編集)


大正デモクラシーの時代的なものだったんでしょうね。
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