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終戦後の一高女

仲宗根政善さんの文を引用します。引用元を忘れてしまったのですが...

終戦直後、私はすぐ母校の跡を見にかけつけた。
学校、陸軍墓地、血清所、大道校等がブルドーザーで敷きならされて、白い石粉を敷きつめてあり、その周囲は有刺鉄線が張りめぐらされていた。西南門のあった位置に米軍の衛兵が銃をかまえて立っていた。中はドラム缶の集積所。一箇所塵捨場が掘られていて、塵を満載したトラックが往来して塵をこぼしていた。ひめゆり学園の甍の瓦一つ残さず、石垣の石のかけらもない。
やがて衛兵もいなくなり、金網の下に一輪芙蓉の花が裂いていた。校長室南側にあった心字池のやぶれがさであろう、一面に生えひろがっていた。どうして金網を破ってちん入したのか、あのご老体の富原初子先生が建てられたのである。


左図は安里駅(A)、一高女・女師(B)、陸軍墓地(C)、沖縄県血清製造所(D)で、現大道小は女子師範付属小学校です。

文中の心字池は門の近くにある青い箇所だと思われます。

この図は米軍の作戦図に加筆したものです。ちょうど陸軍墓地のあたりが丘になっているのがわかりますが現在はあとかたもありません。

仲宗根政善 略年譜
http://ryukyu-lang.lib.u-ryukyu.ac.jp/nkjn/timeline.html
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